9月6日は、最大震度7を記録した北海道胆振東部地震から1年目にあたる。
その被災地である北海道むかわ町。ここで見つかった国内最大の恐竜、通称「むかわ竜」が、新種の恐竜であることが分かり、「カムイサウルス・ジャポニクス」と命名された。
およそ7200万年前、白亜紀の終わりの海だった頃の地層から発掘された国内最大の恐竜の全身骨格で、体長は8メートル。体重4~5.3トン、
北海道大学総合博物館の小林快次教授を中心とするグループの研究の結果、他の恐竜には見られない特徴などから新種の恐竜であることが分かり、研究グループは「日本の竜の神」を意味する「カムイサウルス・ジャポニクス」と命名した。
「今から約7200万年前、白亜紀後期に生きていたカムイサウルスは、長い時間をかけて化石になり、私たちの目の前に復活してくれました。この姿が、震災復興のシンボルになってくれたらと願っています」(小林教授)
0コメント