警察庁は5日、公道を運転席に人がいない状態で走る自動運転車の実験の際、最高速度を原則20キロ以下とし、乗客がいる場合は急ブレーキにならないようにする条件も追加した。また、緊急時には乗車している人がコントローラーを用いて手動運転を行える「特別装置自動車」の規定も新たに追加。
これまでは、無線通信で遠隔操作が出来る車両だけだったが、これによって自動運転での安全を確保しつつ使用できる車種も幅が広がった。
一部メーカーはすでにコントローラーで手動操作するシステムの試験申請を行っていたが、明確な基準が出来たことで速やかに許可が出せるようになったという。
2020年を目標に政府は過疎地などの人や荷物の運送を解禁する事を目指している。
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