【北海道中札内村】熊が登山者襲うも 割れる意見 規制も検討

令和元年7月11日、そして29日に発生した事故は、どちらも中札内村のカムイエクウチカウシ山(1979メートル)で早朝に発生した。帯広署によると、札内川ヒュッテから入山し、山頂に近い八ノ沢カールで野営。翌朝、山頂を目指して登山中に10~20メートル先でクマ1頭と遭遇し襲われた。29日に襲われた男性は、ドクターヘリで札幌市内の病院に搬送されたが、頭などに50針を縫う大けがを負った。
北海道などは登山自粛を呼びかけているが、シーズンということもあるのか事故後も登山者は絶えないという。
山は元々くまの生息地なので、行政の方針としては、駆除は行わない事としているが、登山者や専門家は、「一度人を襲ったクマは何度も襲う。駆除すべきだ」として意見が割れている。
最終的な判断は地元自治体になるが、中札内村は「クマが集落で住民に危害を与えたわけではなく、襲われたのは山深い場所。駆除の対象にはならない」(住民課)との事。


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